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3年前に納めた、シーケンサのデータロギングシステムの追加改造案件の見積書を提出した。
三菱のデータロガーユニットは、当時は出たばかりで使い辛いことこの上なかったのだが、声を大にして改善要望を出し続けた結果、少しは反映されて良くなったらしい。
今回、サーバー側のPHPによるWEBプログラムも追加が入るので、3年間でXOOPS Cube関連で蓄積してきた知識も活用して効率的にこなそうと思う。 それの当時はJavaScriptで苦労して使ったグラフツールもきっと進化しているだろうし。
毎度言うけど、シーケンサとPCソフト、サーバーソフトをある程度使えるマルチドメイン業務には、私のような人間は重宝されるらしい。
ということで、受注が楽しみ。
先日発売の月刊stereo誌8月号には、なんと、デンマークの高級スピーカーユニットメーカー、scan speak 製の10cmユニットが2本付いて来ました。実質口径は8.5~9cm弱という感じです。
しばらく出張でドタバタで何もできなかったのですが、昨日やっと、Cool Biz に取り付けて試聴してみましたのでそのインプレ。
まずは外観から。
プラスチックフレームそのものが嫌いでなければ、 作りはしっかりしていますし、某所で音を出した人がいて、悪く無さそうです。 コーンはパルプコーンにコーティングです。 これでペア3千円なら納得ですね。

取り付けネジが3本しかないので、その分背面の空気抜けは抜群に良さそうです。 ダンパー背面もすかっとしていますね。
ボイスコイルボビンの色が気になる。。

最初の写真でも確認できますが、ポールピースにも背圧抜きの丸穴が空いています。
特性図をみると、Xmaxが±2.3mmと大き目で、歪感の少ない低域が期待できそうです。

Cool Bizに取り付けて、試聴とエージングを開始。 いい加減な取り付けなので、細かい部分は不正確なインプレです。
- SPL特性でもわかるけど、高域方向に上昇している感はあります。 けれども耳障りな高域ではないので、あまり気にする必要はなさそう。
- 中域が引っ込んだ感じは確かにあります。 普段Fostexの音に慣れてしまっているから尚更なのかもしれません。 けれども、音の分離などは悪くないですし、歪も少ないように思います。
一部の情報として、音場の前後感も表現されるという話もあり、確かにそれもある気もしますが、特筆するほどでは無いかなあ・・ FosのFEシリーズと良い勝負しているには及ばない感じ。
まあ、細部のプレゼンスまで表現できるかといえばそれは無理ってもので、エージングに多少期待しても多くを望みすぎないほうがいいかも。 - 低域は、最初のうちは低いほうの伸びが今一つかな、と思っていたのですが、エージングを続けているうちに段々と出るようになってきた気がします。 FostexのFEシリーズなどのXmaxの極端に小さなフルレンジユニットに比べたら、歪感は確かに少ない低域だと思います。
ただ、少し重めの低域という気がします。軽い低域が好きな私としては少々マイナス点。
以上、ざっとしたインプレですが、ことしはコンテスト用に箱(+筒)を作って応募してみようかな、と思わせてくれるユニットですね。 BGM用として見た場合に、かなりバリエーション豊かな箱に適合する、良質のユニットだと思います。これで雑誌が付いてきて3千円は、破格ですね。
構想は、少しずつ出来てきています。
山形県内の某所への出張、現地調整含め2週間の業務が全て終了しました!
思えば、4月末に見積もりを出した時は、現地近隣の競合他社との競争なのでまあ受注は難しかろうと思っていたのですが、 6月~7月に仕事がぽっかり空きそうだったので、思い切って利益を最小限にカットして回答したところ受注できた案件です。 一人でやっていると出てゆくお金が少ない分、こういう時に融通が効きますね。
仕事の中身は、この時の日記にも書いたように、RS485で専用制御機器と通信せねばならず、それなりに手がかかるだろうけど何とかなるさ、とたかをくくっていたところ。。
RS485通信は、上記の日記のとおり事前シミュレーションが功を奏して、割とスムーズに立ちあがりましたが、 枝葉の部分で事前準備が完全に整っていなかったところに、お客様から早速の多数の要望の洗礼。。
耳栓必須な騒音職場で、耳栓していてもうるさくて、昼間の調整が終わったら早々に定時で引き上げ、夜な夜なホテルでソフトを作り上げる毎日でした。
でも終わってみれば、実にスムーズに完了し、予定より1日早い引き渡しとなった次第。 今日、20ページオーバーの画面操作説明書を暫定版で提出し、一区切り付きました。 成功のカギは、事前の準備で一番危うそうなところを重点的に済ませてあったことと、現地でお客様が早めに要望を出してくれたことでしょうか。
そして忘れてはならないのが・・ ここにきた時だけ味わえる、この肉!
たまには、良いよねー。
さてと、増えた体重の減量計画を立てなくちゃ・・
先日、2年ぶりにジョギングシューズを購入した。
最近、走るとまず右膝が痛くなり、続いて左膝、そして足(Foot)が腫れ上がるという順に苦痛がやってくるため、そろそろバネの効いた靴では無くてクッション性の高いものに替える必要性を感じていた。
それにしても、ジョギングシューズとはいえ歳をとると良い物を買わないといけないために結構な値段がする。
シューズは、ASICSのGEL-1170
もっと高いのも良さそうだが、予算オーバー。 そのぶん、インソールへの投資を店員に薦められた。
インソールは、SIDASというフランスのメーカーで製造は韓国製。写真ではわかり辛いけど、土踏まずの部分に硬質エラストマーサポートがあって、これがバネになって足の負担を軽減するらしい。
今日、初めて履いて走ってみた。 これはイイ!。 おそらくインソールの効果だと思うけど、意識的に蹴らなくても速度が上がってゆく。 だから呼吸が苦しくなるのでスローダウンしようと思うけど、すぐにスピードが出てしまう・・ うーん、スゴイけどキツイ。
まあ、オジサンはそれでもゆっくり走るのだ。
山形県内への出張の晩の宿を仙台にとり、翌日、東日本大震災の甚大被災地、石巻へ。
多くの方がそうだと思うが、何の役にも立たないのに行くべきでは無いんじゃないかとか、どんな顔で、どんな気持ちで歩いたら良いのかとか、一通り考えて迷ったが意を決して行ってきた。
なお、被災場所の写真はとても撮る気になれなかったので無いです。
仙台~石巻間は、仙石線が通っているけど途中がまだ開通しておらず連絡バスになるから、臨時高速バスで仙台駅前→石巻駅前まで乗車して行った。
(時刻表はこちら)
駅から徒歩で30分かからないうちに、テレビやネットで紹介されている悲しい情景に行きつく。 歩いたルートはこのように狭い範囲にとどまったのだが、理由は体力的限界では無く、とにかく気持ちが続かなかった。 もっとも、更に海岸方向ははがれき仮集積場になっていることから近寄りがたい面もあった。
歩いているうちに家の跡地に献花があったので、少し離れたところから手を合わせ亡くなられた方々のご冥福を祈り、その場を後に。
小高い山の上に、日和山公園と鹿島御児神社がある。 海側の正面参道から上ったのだが、ここはかなりの段数の階段を上ってゆくため大変息が切れた。 震災の際は多くの人がこの階段を上って難を逃れたのだという。
神社へ参拝したら少し気分が落ち着いてきた。
のどが渇いたため、茶屋にでも入ろうと思って巡っていると、シュークリームがおいしそうな かざみどり工房という店を見つけて休憩。 なんでも通販まで行うほどの人気商品らしいので、お勧めの「黒豆シュークリーム」とアイスコーヒーをいただいたところ大変おいしかった。なお、震災以降は通販を休止しているとのこと。
日和山の北側の道を下りていき、しばらく歩いたことろに、銀玉水という店が営業している。 周囲には開店できない店や津波で壊れたままの店などが多いのに、昨年の8月に再開した様子。 ランチのさしみ定食をありがたくいただきました。
仙台からわずか2時間たらずで別世界と化した情景に行きつくという現実。。 2時間半程度の短時間の滞在、実際に行って現場を目の当たりにし、何もできないことは最初からわかっていたが、それでもここで感じた様々な思いを胸にしまって、そのまま仙台行き高速バスで帰路についた。
(番外編)
前日は、XOOPS東北の安達さんがお迎えしてくださり、仙台駅前の利休本店で名物の牛タンの定食いただいた。 肉厚でジューシー。これで1,550円とは人気なのも当然。(飲み物・とろろは別) 安達さん、ごちそうさまでした。
そして、XOOPSにまつわる色々なお話と、叱咤激励の数々、大変ありがとうございました。 またそのうちお邪魔します。

アップデータモジュール「xupdate」は、6月23日に予定の XOOPS Cube conference 2012 の席上で発表が予定されている、Xoops X (ten)に同梱されるユーティリティ系モジュールです。 (現在開発進行中ですので、まだ本番環境には使わないでください。)
これをXCL (Xoops Cube Legacy) 2.2 以降にインストールすることで、他のモジュールやテーマのインストール、アップデートをFTPクライアントを使わずに迅速に行うことが可能になります。
え、どこかで見たり聞いたりした話だった? ええそうです。wordpressなどではずいぶん以前から採用されていた仕組みですね。XOOPS Cubeもようやくそこに追い付くわけです。
...
仕事で、シーケンサからRS485マルチドロップ通信にて、とある制御機器と通信することになった。
シーケンサの計算機リンクユニットは、元々はその名の通り計算機(コンピュータ)との通信を目的に開発されてきたものであって、シーケンサは割と我儘言ってもコンピュータ側でプロトコルなりを調整してくれるはずであった。
しかし、相手が制御機器だとそうはいかない。 伝文にチェックサムの有/無混在していたり、ACKのみ送信してきたり要求してきたり、色々な仕様に対応しないといけないから、きっとアウエイな仕事の進め方をせざるを得ないんだろう。。と思って三菱のコールセンタで相談したところ、今回は想定していた「無手順」方式ではなく「通信プロトコル」方式の通信を使うことで解決できるとわかった。
この機能、GXWorks2の「ツール」-「インテリジェント機能ユニット用ツール」-「シリアルコミニュケーションユニット」-「通信プロトコル支援機能」 で設定・デバグツールが開いて使える。
(以前のGX-Developer1には付属せず、別途Configulator-SCというソフトを購入する必要があったのだが、さすがに新しいほうのWorks2だと同梱されていたので助かった。)
シーケンサと通信シミュレーションを行うための、PC上のシミュレータはVB.netで作る。 VB.net2005以降にはSerealPortコントロールが使えるようになっているのでまあこれで十分。以下の参考サイトのサンプルコードをベースに、ASCIIコード通信→バイナリー通信に変更して、受信データに応じて返答を送信するように作り込む。
画像は、受信したバイナリデータをHEXデータにしてテキストBOXに表示してみたところ。
参考:VB.NETでシリアル通信を行う(金澤ソフト設計)
シーケンサとの通信に、USB-RS485コンバータ(UTS-485TB-V2)を購入。 このメーカーのは、USB-RS232Cコンバータでも実績があり間違いない。 4,500円程なのでお財布にも優しい。
通信とかパソコンのプログラムは本職ではないけど、色々勉強しながら作り上げてゆくのは大変だけど楽しいものだ。
(余談)
- Sharp Develop
こんなSDKがあったのを知らずにいた。 VisualBasic Express Editionも無償なので良いのだが、インストーラを作ることができい。 その点、Sharp Developは「Wix」という使い辛いけどインストーラを別途追加すればできるようになる。
(参考)セットアッププロジェクト-WiX(余暇でSharpDevelop)
- チェックサムでXOR方式
ググってもなかなかわからなかった、XOR方式のサムチェック。 1の補数とか2の補数とかは情報あるけどこれはなかなか出てこない。 結局、三菱のマニュアルに書いてあった「水平パリティ」がそれだと判明。(汗)
(参考)誤り制御について(ネットワークの基礎)

分散ソース管理システム「Git」が良いようなので、必要に迫られて使い始めた。
SVNのようにTortoiseSVNみたいな万能GUIクライアントがあるわけではなく、CUIコンソールでコマンドを打たねばならない場面が多々あり、ほぼ1日かかりでなんとか使えるレベルになった。(汗)
今、メモしておかないと忘れちゃうことが多いので備忘録として残そう。
まあ、ほとんどの内容は GitHub Help に書かれているけど。
...
13日間にわたる機械メーカー試運転から帰ってきて休む間もなく、モーションクリエイト社の法人決算・確定申告、ようやく完了。
設立後第7期の今回、辛うじて黒字。 大型案件2件こなしたにも関わらずこの程度だ。 そうは言っても4期ぶりの黒字であるので、嬉しい気持ちもある。
また、XOOPS Cubeのモジュール開発に費やす時間をそこそこ取った上でのことなので、良くできた方だと思って良い。
で、既に3月から始まっている今期は、大型案件は期待薄だが、中小の案件をできるだけ取りに行こうと思う。 実働すると辛い面もあるが、仕事に楽しみを求めることを止めにしたため、どんな仕事にも食いついていかねばなるまい。
ということで、H24年期も黒字化して、4期前の損失を消すのが目標。
・・ ところで、
今回より法定調書に「事業年度分の適用額明細書」が追加されて記載提出が必須になった。 これは、「租税特別措置法」の特典を受ける場合に提出が義務付けられたもので、
- 年800万円相当以下の利益金額に掛かる軽減税率
- 中小企業者等が少額減価償却資産について取得価額を損金算入している場合
など、私のような零細企業は特に提出必要となる場合が多いので注意です!
参考:適用額明細書 (小さな会社の税務・経理)