日記一覧
当サイトに登録されている日記一覧昨日は曇り。下部ベースの低音出口穴加工と、中間仕切り板の切り出し、サイズ合わせを実施。
そして今日は久しぶりに晴れて日中は暑かった。 そんな中、VP125塩ビ管の切出し、バッフル取り付け部の額縁加工などを行い、主要部品が全て揃った。
今回、塩ビ管のカットは 塩ビ管スピーカーのサイトで古舘さんが電動高枝ノコを使っていたのを知り、その応用でジグソーを使ってみました。
塩ビ管カットはまず手引きノコで一部を貫通し
そこにジグソーを差し込んでぐるっと一周。いやー、この方法だと今まで苦労がウソのように簡単、スピーディ。何で今まで思いつかなかったんだろう、と思うほどすばらしいです。古舘さんありがとうございます。
ということで、役者が揃ったので、ここからは接着など家の中でできる作業。 平日の夜などを利用してコツコツ進めます。
スパイラルの各ディスクを斜めカット。
M6ボルトで螺旋に締め込み、外周を削り込み、VU75パイプに「ガタガタ」に入るようにする。
ダイソーで買ったウレタンスポンジのすきまテープを螺旋外周に貼り付け、パイプに挿入。 きつくてスキマテープが剥がれてしまうようなら、削り込みが足りない。今回は2回目でOKになった。
下部ベース部分の部品切り出し完了。 125ソケット下部に穴あけ未実施。
そういえば、バッフル板も切り出したのだった。
続きは明後日。
今日は曇りで工作日和。
昼前に開始して、昼食をはさんでさきほど終了。 終わった途端に雨が降り出した。 なかなか運が良い。
まずは穴あけから。 7mm径x80個、10mm径x166個をハンドドリルで。
そのあと、ハンドジグソーでひたすらカット。
40枚のディスク切だしまでで終了。
夕方から雨が降り出した。でも降ったりやんだりで、合間をみて面取りも実行、12枚ほどできた。
こんな感じに重ねてたあと、M6ボルトで締めあげて、周囲にスキマテープを螺旋状に貼り、VU75塩ビ管に挿入するです。
各ディスクの位相ずれ具合を調整し、ダクト開口面積を調整できます。ひねりを強くすると面積減少、弱めれば面積増大です。
今年もstereo誌コンテストの時期が来ました!
既に塩ビ管スピーカーのサイトのほうに、8月号付録の2way各ユニットの測定結果を報告していて、シミュレーションは進めていました。 なんとなく良い感じの特性が出たので、あとは実際に作って煮詰めてゆけばおKでしょう。
肝心の箱のほうはなかなかアイデアが出なかったのですが、無い知恵をかき集めて、構想が出来上がってきたので一回目の案です。
画像のとおり、今回は塩ビ管スピーカーです。
いつもの感じでVP125を使用。 但しバッフル面の固定方法を変更してユニットは正面を向けます。
上蓋、下蓋の三角錐は、共鳴予防のつもりです。材質などはこれから考えます。
ダブルバスレフとして、第1ダクトは3Dスパイラル、第2ダクトはリングダクト。 例によってfd1<fd2として逆ダブルバスレフ構成で考えてます。
今回の3Dスパイラルダクトは、φ100mmのPVCパイプを利用して、積層タイプながら少し手抜きします。 詳細は今後の製作段階にて。
リングダクトは内リングの固定方法など課題も多く、これから考えます。
先日のインピーダンス測定後、ダクトの再チューニングを行い、周波数特性と合わせて確定版として再測定しました。
ついでに、先日のインピーダンス特性がグラフ縦軸がLOGスケールではなくリニアスケールになっていたのに気づいたのでそれも修正。
また、周波数特性もARTAのデュアルチャンネルで測定し、Speaker Workshop にインポート、インピーダンス特性グラフと並べてみました。
中域の共鳴があり、ダクトからの漏れによってモロに干渉をうけていますね。何とも荒々しい特性です。(汗) オフ会は吸音材の増量もせずにこのまま行きます。
オフ会の配布資料を書きました。
昨日F特測定したのですが、どうもRchの低域の伸びが今一つのようで、7年ぶりにインピーダンス測定にトライしてみました。
使用ソフトは、「ARTA」に付属の「LIMP」です。 「Myspeaker」でもインピーダンス測定は可能なのですが、アンプを介して行うため、バランス出力のアンプは使えなかったり、接触不良などで抵抗が外れたりするとPCのマイク入力が壊れたりするので、アンプを介さずに測定できる「LIMP」で今までも測定してきました。
- 参考にしたのは、当サイトのこちらの記事。 オヤさんのサイトがずいぶん前にクローズされてしまったのは痛かったですが、今なら他にも参考にできそうなサイトはググれば出てきますね。
- ARTAは、こちらからダウンロードできます。
- ケーブルの製作
- サウンドデバイス出力を100Ωセメント抵抗を介してスピーカーに接続し、抵抗手前からダイレクトにマイクRch入力に。 抵抗のスピーカー側からマイクLchに入力します。
- 実際に製作したケーブル。 (手持ちにあったものを流用したので、配線太さがまちまちですが)
イヤホン出力プラグ側はモノラルでもOKですが、マイク入力プラグはステレオミニプラグが必要です。
- LIMPの設定
- Setup / Audio Devices
製作したケーブルをイヤホン出力ジャック/マイク入力ジャックに差して、LIMPのメニューのSetup / Audio Devices で表示するウインドウ上で、使用するサウンドデバイスを選択します。 - Setup / Generator
スピーカーを接続し、LIMPのメニューのSetup / Generator で表示するウインドウ上で、「Test」を押すと、マイク入力レベルが表示されます。 出力レベル十分に高くしておくと、測定精度も高くなるそうです。
なお、この図のようにL側のレベルが高い場合は、L/Rが逆に接続されている可能性があります。 (その場合は、次の項目「Refference channel」を変更します。) - Setup / Measurement
LIMPのメニューのSetup / Measurementで表示するウインドウ上で、Measurement config 内で 「Refference channel」の「Left / Right」 を正しく選択します。 どちらか迷う場合は、ひとまず測定してみておかしければ逆にしてみる、という手順で大丈夫。 平均化などは必要に応じて試してみるとよいでしょう。
- Setup / Audio Devices
- 測定
- LIMPのメニューの Record / Start か、アイコンの「Start Rec」を選択すると、測定を開始します。
- 測定結果は、例えば下図のように出ます。グラフ縦軸スケールなどは、必要に応じて調整します。
- File / Export As で、「Plain .ZMA」形式データを生成しておきます。
- Speaker Workshop へのインポート
ARTAやLIMPの測定結果は、上の図のように単独表示で確認するところまで可能です。 その先、測定結果データの重ね合わせや、シミュレーションなどは Speaker Workshop へインポートして行うとフレキシブルに活用できます。- ダウンロードはこちらから。
- 左側のプロジェクトペインで右クリックし、「Import」を選択して、LIMPで生成した「.ZMA」データをインポートします。
- 2つのデータを重ね合わせたい時は、夫々のZMAデータをImportした上で
- スパイラルバスレフらしく、FsとF0'間の谷底の広さが広帯域の輻射(ロードがかかっている)状態を示しています。
- 400Hz付近に共振点があるようだけど、何かなあ。 第2空気室単独の共振? それとも気柱共鳴? 原因不明です。
- しかし予想通り、LchのFsが少し低いですね。 ダクトの捻りが強いかな。 修正しなくては・・
- Speaker Workshop は使いづらい面もあるのですが、慣れると本当に便利です。 これを機会に皆さんも始めてみてはいかがでしょう?
先日製作した、スター-Solのバッフル塗装とF特の測定をやってみました。
塗装は水性クリアニスを10回程度塗り。
測定のほうは、いつものように狭い部屋で適当に測定しているため、参考程度にしかなりませんが一応載せておきます。
- ユニット特性どおりのハイ上がり。 バッフルに15度の迎角が付けてあるためこの程度で収まっているが、軸上で測定したらもっと顕著に出る。
ツイーター付きは10KHz以上でほんの少しレベルが上がっている程度だが、聴感では指向性がブロードになるぶんSolの高域のきつさをマイルドに拡散してくれる感じ。
いつもの測定と異なり、PCの標準マイク端子に入れて測定したので高域が減衰しているが、実際にはもっと伸びていると思う。 - 星型バッフルは、ScanSpeakの付録ユニットの時はちょうどよかったけれども、中域の張っているFE103系では1~2KHz付近にピーク、いやむしろ丘ができてしまった。 これはヘッドを作り直さないと治らないから仕方ない。
- 低域は175Hzのfd2ピークは以前のスターでもあった通りで、本来なら押えたいところだが。 また、ダクト出口音圧では、ダクト面積を広げたことで中域の漏れがオリジナルのスターよりも増えてしまっている。
というところでハイ上がりは仕方ないとしても、 やはりベストな箱では無いなあ。 もっと時間をかけて新作すべきなのでしょう。
本日、バッフル切出し・削り込み、ユニット取り付け、スパイラルダクト調整を行いました。 ツイーターは昨日の予察のとおり、(Vifa) XT25SC50-04を無理やり組み込んでます。(ネジ止め未実施)
うん、いいですね。
中高域の能率が高いので低域が少し薄めかもと思いますが、50Hz以上はちゃんと出ていますし、質感や帯域内バランスとも維持されています。 スパイラルのディスクは、従来の6枚から4枚増やして、手持ちの10枚全てつぎ込んでます。 ダクト面積を大きくとるため、ディスク間のねじれ位相を小さめに調整、そのぶんディスク枚数を増やす必要があるのです。 本当はもっと増やしたいのですが、作るのが面倒。
高域は予察のとおりですが、エージングがかかってきたのか少しずつ滑らかになってハイ上がりなのに耳触りではありません。
とにかく中高域の歪みが少なく、分解能が良いので、少し煩いめの曲をかけても聞いていられます。
持っているCDをとっかえひっかえ聞いていますが、今までで一番良い音で聴けています。 オフ会をお楽しみに。
昨日、3D-subakoにセットしてユニットの音出し・エージングを開始したFE103-Sol
今日はツイーターを仮設してテストしてみました。
テストしたツイーターは、以下の2つ。
- (DAYTON AUDIO) ND16FA-6
- (Vifa) XT25SC50-04
なお、FE103-Sol側にコイルを入れると途端にダンピングが悪くなり、3Dスパイラルの良さが半減するのでその線に解はなく、当初よりツイーター側のハイパスフィルターのみとして計画する。
- (DAYTON AUDIO) ND16FA-6
DAYTON のツイーターは、過去にFE103Eとの親和性が良かったので期待。 しかしFE103-Solの高域が非常に伸びていてかつ能率が高く、却ってつながりにくい。
1μFの6dB落ちハイパスで繋いでみたが、能率的にも品位的にも、物足りない結果に終わった。 - (Vifa) XT25SC50-04
これも以前、FE103Eと使用して好結果を得ていたツイーターで、割と大人しめの音質で繋げやすく、 インピーダンスが4Ωなので能率的にも期待できる。
結果、1μFではFE103-Solの高域を汚してしまうので、0.47μFにしてみたが、これでも少々強めの印象。 オフ会はこの程度でよいかもしれない。
以上から、 (Vifa) XT25SC50-04 用にバッフルの設計を変更した。 今週末に製作に入る予定。