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ソフトテニスラケットと、 普段のトレーニング用ランニングシューズを買いました。
左のシューズが新しいMizunoの WAVE ELIXIR 2 。
右の奥が、3年履いたMizunoの(たぶん)WaveRider6(2003)。。 ソールが剥がれてきたのと、なぜか足が大きくなってきた(爆)ので 交替時期。 シューズはそれこそ消耗品なのだけど、3年間も良く足元を支えてくれました。 MizunoのWAVEソールは、かかとから着地したパワーを 吸収するだけでなく、反発力にしてつま先に伝えてくれて、効率のよい走りができます。 個人的に膝へのやさしさは少し落ちても、「ゲル」入りソールなどよ りも好みです。
そして今日の主役は、写真手前の、YONEX NANOFORCE750V。
最近、さんぶソフトテニスクラブで本格的に(?)始めたことや、先日の蘇我の平日テニス会の帰りに不覚にも、武士の魂ともいうべきラケットを置きざりにし てきてしまった(無事に回収いただいたので感謝)ことなどから、そろそろ新しいラケットを欲しいと考えました。 2本持っていれば、試合でガットが切れて もサブになるし。
で、某ショップに行って実際に握ってみて、軽くてしっくりきたのがこの750Vです。 難しい解説を見てもわかりませんでしたけど、 私のプレイ スタイルは「反応のよさ」が第一ですので何より大事なのは先軽なこと。 そして最新ルールでも前衛のサービスやストロークが要求されますので、球持ち良く 振りぬきやすいこと、で結局こんな高価なラケットになっちゃいました。 (^^;; (購入額は上記リンク先とほぼ同じくらいの割引でした)
触ってみた感じは。かなり固めです。 僕の非力では球が飛ばないかも。
そういえば、蘇我では同年代3人が集まって、「KAWASAKIのNewNumberOne」や「FUTABA」のラケット、使ってたよね?。 なんて盛り上がってしまいました。 NewNumberOneはスタンダードでしたけど、 高校時代に先輩が使っていた、寄木細工のようなFUTABAの 「ELITE」は憧れのラケットでしたね。
元は「高脂血症」の治療が半分目的のスポーツですが、ソフトテニスを励みにして、普段のトレーニングも目標を持って楽しくできています。 今日も Newシューズで走りましたが、快調でした! 早くこのラケットで打ってみたいなあ。 そして17日は杉並大会だー。(11日?2週間、北九州出張だけ ど、途中6万円かけて戻ってくるつもり。 もちろんお客様持ち。)
*** 現在のトレーニングメニュー (目標3回/週)
・ランニング 6.5Km 約40分
・20mダッシュ 4本
・素振り フォア・バック・スマッシュ・シャドウボレー 計たったの5分
・腕立て伏せ 30回
***
ランニングだけだと、遅筋ばかり発達して瞬発力が落ちるので、速筋を鍛えるダッシュは欠かせません。
腹筋もやったほうが良いのだけど、今後のレベルアップ分ってことで。 それに白髪まじりのおやじが腹筋が割れてたら気色悪いっしょ? おやじらしく腹が出てるが良し。(笑)
腕立て伏せは、最初20回がやっとでした。 現役の時は50回が当たり前だったのに、全くもって情けない。。
Fostexより、2月から限定3,000台でFE88-Solが販売される、との情報が入りました。
フレームやマグネットサイズなどは、2004年に限定販売された高音質ユニット、FE88ES-Rと同じようですが、昨年発売のFE83-Solの癖の少ない高域を昇華させているとすれば、88ES-Rの尖った高域が今一つと感じていた私の耳にも優しい音質ではないかと思われます。
FE83-Solの音を気に入っているので、これに88ES-R同様の低域や押し出し感がプラスするとなれば、税抜き12,000円/本 も高いと感じません。 迷わずコイズミ無線でFE83-Sol購入時のクーポンを使ってポチりました。
最初にどのスピーカーで試そうか、、今年は仕事もマラソンも予定が詰まっていて、なかなか専用箱を設計製作する時間は取れそうにありません。 相性的にも正しい評価をする上でもトルネードフライにマウントするのが良いと思われ、CAD図をモディファイしてみました。
いやー、かなり楽しみです。
今年の塩ビ管スピーカーオフ会への参加が仕事の都合で危ういのですが、きちんと鳴ることが確認できれば、このトルネードフライ 88-Sol スピーカーだけの参加もアリかもしれません。
昨年に引き続き、行ってきました、兵庫県神鍋高原の民宿「陽喜」さんの「でこぼこオーディオ試聴会」
昨年は経費削減のために夜行バスで移動したのですが、あまり良く寝れなくて会場で眠かった記憶があり、ならば自分で車を運転して行っても同じではないか! ということで運転して行くことに。
東名を始め主な高速道路は土日及び夜間割引があり、割高になる交通費を少しでも削減するには有難い。 そして、愛車のLAFESTA Highway Starは穏やかな乗り味と正確でスムーズなハンドリング、燃費も期待できるので、夜間のドライブも楽しく行けました。
最初に燃費のほうを書いてしまうと、復路途中のSAで、往路含めた燃費。満タン50.99L入って978.6km走ったから、何と19.19km/L。高速ノンビリドライブとはいえ、JC08モード16.2km/Lの15%増しは、ビックリ! 排気量2Lの1.5トンもあるミニバンとは思えない。
2枚目は自宅に到着時点。給油後450キロ走ってメーター読み21.1km/L、出だしの下りの貯金で稼いだ。
ということで、期待を上回る燃費でした。 高速代のほうが倍以上高いんだけどね。。
車の話題はこのくらいにして、オーディオの話ですね、ハイ。
12日夜10時に出発、途中仮眠を入れて、13日(土)朝9時に民宿「陽喜」到着。民宿の前にはすがすがしい景色が広がります。
でこぼこオーディオ試聴会の会場。早速クリアミントを置かせていただく。 それにしても、これだけ揃えるのも並べるのも大変、そして何よりアンプやスピーカーのスイッチャーをマイコン制御で自作されており、瞬時に切り替えて比較視聴できるのがすばらしいです。 その熱意に本当に頭が下がります。
音の寸評ですが、高価なマグネシウム振動板ユニットをしっかり料理されているkenbeさんはさすがワイドレンジです。2度目の試聴となるこの会場でも歪の少ない音でしっかり鳴ってました。
SEASの高級ユニットをまとめたハリーさんの作品は、某ショップ京都店のあのお方に設計を依頼した24db/Octネットワークを装備しており、位相のブレを全く感じない奥行きのある音が印象的でした。ツイーターの音質がわたし好みで一番良かったですし、楽器やボーカルの音の肉付けがすばらしく色気があり、ずっと聞いていたいと思いました。
改造ユニット+コンクリートエンクロージャの遊音工房さんのスピーカーは、ユニット改造の効果か音の良さは感じますが、釈迦に説法ですがクロス付近の位相回転の処理がまだまとまっていない印象で調整途上とお見受けし、今後に期待します。 今や私のようなアマチュアでもユニット単体測定+シミュレーションでインピーダンスや位相関係の改善も含めてネットワークを組む時代ですから大変でしょうがどうぞ頑張ってください。
私の作品も含めて他の小口径スピーカーもそれなりにしっかり鳴っていたと思います。
近くの温泉に入って夕食を外で食べたあと、お楽しみの酒盛り+歓談です。 お酒が入るとオーディオ話に花が咲きますね。
夜の部で酒盛りが始まってしばらくした頃、ちょっと音量オーバーで高価なユニットが飛ぶんじゃないか? というハラハラな一面もありました。 もし飛んだらどうなるのか、次回からは曖昧にしないほうが良さそうに思います。
前後しますが、お昼は、別のお客さんに便乗させていただき、小峠を越えた蕎麦屋さん「床瀬そば」で美味しい本格的な手打ちそばをいただきました。
2日めの昼前に会場を後にして、大阪の「下手の横好き」さんのご自宅にお邪魔させていただきました。 この写真の38cmウーハーシステムや、そのほか計5セットも聴かせていただき、高音質なソースとシステムで聴かせていただきました。
メインスピーカーの巨大な4wayシステムは最後に聴いたのですが、PA用ウーハーの軽い低域は圧迫感が無くて私でも大丈夫でした。(重いドローンとして低域は気持ち悪くなります) そしてFE168EΣをフルレンジで使ったミッドレンジに、ツイーター+スーパーツイーターを付加した構成は、日頃小口径フルレンジをメインで聴いている私にはいつもの音の延長線上に位置した高音質な音で、とても安心感を持って聞くことができました。
(私のスピーカーも聴いていただいたのですが、お褒めの言葉をいただいたものの実際はどうだったのかと少々気にはなりますね。)
まずは左右一体型のヘキサゴン。 モノラルのようにしっかり中央に定位しますが、純モノラルとは違いスピーカーの上のぽっと音が浮かんでいる感じで、読書中のBGMに最適なスピーカーだと思いました。
続いて2012年stereo誌付録のSCANの10cmユニットのスピーカーです。 4ダクトマルチのダブルバスレフで、共振点が8つあり、低域がぽんぽん出てきますし、最低域も30Hzまでしっかり伸びています。 聞けば第一キャビダウトより第二キャビダクトのほうを高い周波数の逆ダブルバスレフとのこと、納得です。 相変わらずこのユニットはフルレンジとしては低域から中高域まで歪が少ないですね。
3番目はウーハーにsbアコースティック15センチを使った2Wayです。このくらいの口径のボーカルは下のほうがふくよかで聴きやすいですね。
最後はこちら、長岡鉄男氏のヒドラのようなスピーカーです。 直接音より関節音を聴かせてくれます。 ホールのような音場感を期待しましたが、もっとライブな部屋で聴けばそんな効果も期待できる気がします。
下手の横好きさんとのオーディオ話も楽しくて、気づけば4時間もお邪魔してしまいました。 本当にありがとうございました。
帰り道、土田SAで近江牛のシチュー。 トロトロで美味しかった。
こうして私の一人小旅行は終わりです。 月曜日は事前に年休を申請していて休み、明日から仕事に復帰します。
この日の日記で書いた仕事から、ようやく帰還しました。
足掛け4週間。 その間、数日開放されたものの、1ヶ月休みがなかった。 その行動記録も兼ねて。
日程メモ
- 1/29 :別件で新幹線で帰宅中に、D社の社長より電話コール。
- /31?2/2 :A社(川崎市)の現場。
- 2/ 3 :B社(京都)で打合せ。
- / 4?9 :C社(大阪市)で打合せ、資料作成
- /10?12:D社(福岡県)のメカ工場内で、モーションプログラム修正、自動運転テスト。
: この間、一旦開放され、別件を片付け。
- /17?22:D社(福岡県)で、全体の検証試験
(12時間勤務の2交代で昼勤)
これで一区切りついたが、まだフォローが必要かも。
所感
仕事の内容としては「何でこの程度の装置でここまでやる必要があるのか」というもので振り回されたけれど、多くの人に出会えたし、その中で自分の役回りは果たせたと思う。
何より、昨年の末頃からの脱力感から抜け出せて、自分が「前向き」になれたことが大きい。
余談
2/3?12日の間、愛車のLAFESTAを新横浜の駐車場に置き去りにする必要があって、引き取りの際には千円札を17枚も使ってしまった。
追記
昨日、A社さんに説明し、持参ソフトをインストール許可をいただいたと、B社の制御担当の方からお礼の連絡がありました。 ひとまず、めでたしめでたし。 関係者の皆様、お疲れ様でした。
そして、こういう時のお礼の電話は、本当にうれしいですね。
mbedで色んなことが簡単に出来るだろうことはわかったけど、遊びと勉強ばかりでは面白くないので、仕事に何か応用できないかと考えた。
そこでこの時にVB.netで作ったRS485通信のPC内シミュレータを、mbed LPC1114に移植できれば複数台の通信確認が取れるなと考えて、RS485通信トランシーバIC (TE)SN75176BP とブレッドボードその他を購入しやってみました。
今回は、3台分の機器側に成りすますシミュレータをブレッドボード上に配線します。 ブレッドボード上に1台ずつ、計3枚の普通のブレッドボードが必要。
- 購入部品 (LED、抵抗、配線材などは手持ち品を流用)
名称 型番 購入先 数量 単価(税抜) 普通のブレッドボード EIC-801 スイッチサイエンス 3枚 257円(税込) mbed対応マイコン LPC1114-FN28
生産中止(?)品秋月電子通商 3個 120円 RS485/RS422トランシーバIC (TE)SN75176BP 秋月電子通商 3個 80円 ディップSW 5P 秋月電子通商 3個 60円 タクトSW 各色 秋月電子通商 3個 10円
- 配線図
- 電源はトラ技ライタ経由USBから取る。
- ディップSWで局番(今回は1~3)設定可能とする。
- SN75176BPのDE端子は、機器1台なら3.3V印加しておくだけでOKだが、機器2台以上マルチドロップの場合は、マスタからのコマンドに返信するとき以外はバスを解放する必要があるため、マイコンのdp4を返信直前にHigh、返信後20msec後にLowとするソフト処理を行う。
- マイコン側は3.3Vなのでこのままで良いか不安もあったけど動いてるから大丈夫?
- マスタ側ソフトは、このディレイ時間20ms分の待ちが必要。
- この信号のHighの時に赤LEDを点灯させる。
- RS485バスラインのプルアップ抵抗(R5)、プルダウン抵抗(R6)の抵抗値は、実際の路線長で決める必要があると思うのだけど、今回はテストなので小さ目の抵抗を入れてみた。
- 生存確認用にLED1を点滅。 UARTポートと共に割り込みプログラムとする。
- プログラム
- 今回は、仕事の秘匿義務の兼ね合いもあるので非公開です。すみません。
- コーディング・デバグは、ある程度の段階でmbedオンラインコンパイラからエクスポートして、μVision4にて行いました。
- 配線状況
テストなのでヒドイ状態ですね。(汗) 下記動画の際には少しだけ整理しました。
- 動画
PLC側のテスト画面と共に映してみました。ボーレートは38,800bps。
機器1→機器2→機器3と通信先を切り替えてサイクリックに通信します。 機器側が受信し送信中に赤LEDが点灯します。 1回のコマンドで1点灯で、点滅回数分のコマンドを処理しています。
今後も仕事で通信案件が来た時には、こんな感じでシミュレータを作って事前テストするですね。 部品単価が安いので、USB/RS485コンバーターを買うよりずっと安価にできますし。
ここまでテストばっかりやってきたけど、そろそろ実際に動かす何かを作るかなあ。。
出張の折に、FE103Eとツイーターを買ってきました。
そんでもって、こんな風にsubakoに仮付けして音出しです。
(撮影時はまだでしたが、実際にはネジ止めしてます)
口径が10cmにアップしただけあって、88ES-Rよりも低音がポーンと出てくる感じがします。スピード感もそこそこありますし、量感も伸びも(35Hzも)ちゃんと出てますし。 (一方で若干低域の歪感は増えたようです。)
ただ、やはり中域?中高域のプレゼンスは88ES-Rに適いません。 高域にちょこっとツイーターを追加してみても、 クロスを低くしてみても (これはツイーターのクオリティの問題もありますが)、 改善しませんねー。 88ES-Rのクオリティーの高さを改めて思い知りました。
低域の感じはバランスが良いので、全体の纏まりとしてはとても好みの音です。 そういう意味ではFE103Eは1set持ってるとReference的に使えそうです。
中高域の件はしばらくはエージングに期待して鳴らしこんでみます。 意外に厚かったコーン紙が良い感じにほぐれてくるのはいつになるか・・
良くできたマルチウエイは88ES-Rのsubakoよりもっと透明感の高い音がするし、このレベルではもし本選に通っても入賞は無理ですなあ。。 まあいっか。 スパイラル用の標準箱を作ると割り切れば。。 でもやはり面白みが足りないなあ。
昨年は直前の不幸な事故でただただ辛かった、湘南国際マラソンを今年も完走してきました。
- 今年のゴールゲートは、少し風変わり。昨年はCブロックでしたが、今年はしっかりBブロックでエントリー。気温も低めで風も弱く、記録を狙うには絶好のコンディション。
自己ベスト狙いが、なんと! 従来ベストの佐倉マラソンから約6分短縮。二年越しで達成できなかった、サブ3.5が、肩の力を抜いて臨んだらできてしまいました。
- グロス3:29:37
- ネット3:28:19
ネガティブスプリットの気持ちで、楽なペースから少しだけ追い込み気味に走っていたら、江の島折り返し後に3.5の最終ぺーサー集団に思いがけず追い付いてしまったので、しばらくの間その中で我慢して風を除けながらキロ5分程度で休みつつ走っていました。
30キロ付近からだんだん息が辛くなってきましたが、グロスタイムで間に合いそうになかったので37キロ付近から頑張って前に出て走りきりました。
結果的には完全なネガティブスプリットにはなっていませんが、その気持ちで抑えたから終盤までイーブンペースで走れたのだと思いますし、最後はいつものようにゼーゼーハーハー言いつつ、でもラスト2キロを4分40秒前半で押しきれたのは大きな収穫でした。
- 最後は完全に最大心拍数に振り切れました
- 1615位/14102人完走男子
タイムリスト この記録は速報(参考記録)です
測定ポイント | スプリット | ラップ | 通過時刻 |
---|---|---|---|
Start | 00:01:18 | 09:01:18 | |
10km | 00:51:38 | 0:50:20 | 09:51:38 |
20km | 01:40:31 | 0:48:53 | 10:40:31 |
30km | 02:29:57 | 0:49:26 | 11:29:57 |
40km | 03:19:34 | 0:49:37 | 12:19:34 |
Finish | 03:29:37 | 0:10:03 | 12:29:37 |
- ゴール後の歓喜の表情
それにしても、今回の結果はペーサーのラップがネットタイム基準で行ってくれたおかげで、給水でも一度も立ち止まらずにゴールまで走る余力があったのではないかと思います。ぺーサーの方、GJ !
そして、今年の春から取り組んだ走法のブラッシュアップ(重心少し先での接地と膝の脱力、お尻からハムストリングスに至る筋肉と背中の体幹主体でリラックスして体重を受け、ハムストリングスと脛で地面を引っぱったり、大腿筋と脚で後ろに蹴ったりしない)と、11月の成田ハーフ以降で模索してきた、肩甲骨からの腕振りの改善(体の軸を中心に回転させ、後ろに強くひき過ぎず前方に振り出して、すぐに抱え込み大腿の動作と連動させ補助する)、スピード練習と翌日のスタミナ練習(LSD)のセット練習の採用、シューズの選択(エピックリアクト・フライニット)など、総合的にうまく回った結果だと思います。
10月・11月は無理の無い範囲で200km以上走り込んできましたが、30km走は一度もせずに臨んでいます。
全てが良い方向の時でないと出せない結果ですので、もう次にサブ3.5で走れる気が全然しません。。
次のレースは1月下旬の館山若潮です。 タフなコースなので記録は狙えませんが、多くのラン仲間と一緒に楽しく走ってこようと思います。
ここでRasPi Audio(ラズパイ・オーディオ)を話題にするのは初ですね。
RasPi Audio つまり シングルボードコンピュータ、「RaspberryPi 」を使ったオーディオの話題です。
3年ほど前から巷で話題に上ることが増え、「音が良い」と評判になっていたのですが、トライする時間もないし静観しておりました。
そろそろかなあ、と考えていたところに、
FacebookのRaspberry Piでオーディオしま専科グループにワタヤンさんに招待いただき、今年のゴールデンウイークは割と時間が取れそうだし、Raspberry Pi 3も発売されたところだし、注文しました。
当初使用機器
RaspberryPi本体
RaspberryPi 3 Model B (RS版): RaspberryPiには、いくつかのモデルと製造元がありますが、最新の「3 Model B」、英国製「RS Components」を選択。 一つ問題があって、RaspberryPi 3に正式対応するOSがまだなこと。 Vollumio、MoOde Audio ともリリース候補版が出ていてほぼ動作しますし、もう少しで正式リリースに至るはず。
DACボード
イーディオさんの販売する、1ppm-50Mhz-TCXO搭載 ES9023 DACボード。
RasPiオーディオのFBグループで使用者が多そうなのと、1ppmクロックに惹かれて選択。最初はこうしたドーターボードタイプが、接続配線など何も考えなくて動作するのでお勧めです。もちろん、後から分岐して配線で電源分離して動作させることも可能。
購入はこちらから、メールで。
電源
市販のAnker製2.4A出力x2ポートタイプをとりあえず購入。 でもこの電源では本来の高音質を発揮できていなかったことを、今日、後述の改造電源にトライして認識しました。
OS
ラズパイ・オーディオは、皆さんLinuxベースのオーディオチューンされた専用OSをインストールして使います。
メジャーなところで、Vollumio, MoOde Audio Player, Rune Audioなどがあります。
私は、RasPi 3対応OSへのバージョンアップが頻繁な、MoOde Audio Player を選択しました。
インストール
1日くらいハマリましたが、できてしまえば何てことありません。 私がインストールした時点で MoOde Audio 2.6 TR2が最新でいたので(今日現在はTR4)、ダウンロードしたiso イメージをDD for windows でmicroSDカードに焼き、セットして立ち上げます。 LAN環境に、DHCPサーバーを立ち上げておくことをお勧めします。
接続と設定
- TWSNMPマネージャ
RasPiにはHDMI出力があり、モニタを繋いでおけばきちんと立ち上がったかどうかわかります。 この辺の説明は割愛。
LANケーブルを繋いでおけば、DHCPサーバーから割り振られたIPアドレスで接続されますので、TWSNMPマネジャフリー版 をインストールして、「管理ツール/自動発見」を使って、IPアドレスを調べます。
パソコンやスマホのブラウザから、調べたRasPiのアドレスに接続すると、ブラウザコントローラに繋がります。
- system
- General
タイムゾーンの設定など - Services
ここが肝の設定です。
I2S audio device : HiFiBerry DAC
HiFiBerry DACはES9023ではないのですが、これを選択することでリンクします。
- General
- configure/Sources
ネットワーク上においてあるWAVファイルなどの楽曲データを再生する場合、ここでNAS Sourceの設定をします。(但し最初の動作確認だけなら、USBメモリに楽曲を入れて「USB and SDCARD Sources」のほうで指定したほうが早いです)
私は、自宅サーバーに「SMB/CIFS」を立ち上げていまして、いつものWindowsPCからもそこの楽曲を再生していますので、同じように設定しました。 接続先が見つからなかったりすると、リストに赤の「×」印が出るんでわかりやすいですね。 - configure/MPD
楽曲データのデコードなどを行うサーバープログラム、MPDの設定です。
Audio output: I2S audio device
これが選択できなかったり、できても音が出なかったりする場合、I2S audio deviceの設定を確認。
主な設定は以上であとは参考サイトを探せば出てくるでしょう。
格安改造電源の投入
RasPiオーディオのFBグループで、ミニトランスを内蔵したDAISOの200円USB-ACアダプタを改造し、安定化回路を付加した電源を使用することでノイズが改善されて音質が向上する、とのことで、表面実装の抵抗を変更する必要があってハードルは高いのですが、思い切ってやってみました。
いつものお約束ですが、改造は自己責任で!
主な購入資材
正直にいうと、よくわからず買っているものもあります。chip コンデンサ → 積層セラミックコンデンサ への変更がどうなのかちと心配。 まあ問題なく動いているので良いのですが性能はわかりません。
名称 | 型式 | 個数 | 単価:円(税抜) |
USB-ACアダプタ | (ダイソー)T362 | 1+予備 | 200 |
被膜抵抗 | 2.2kΩ-1/4W | 1 | 5 |
基盤 | 1 | 60 | |
レギュレータ | TI7805S | 2 | 70 |
電解コンデンサ | 470μF 16V | 2 | 50 |
積層セラミックコンデンサ | 1μF 25V | 2 | 30 |
積層セラミックコンデンサ | 0.1μF 50V | 2 | 30 |
T362の改造
- ケース開け
まずはケースを開けないと話になりませんが、これがまた硬いのなんのって、ほぼ流血寸前でした。 皮手袋でもして作業をお勧めします。 コツといえるかどうかわかりませんが、USBポートの上側のスキマに精密マイナスドライバを突っ込んでグリッとやって左側をまず外すことから、順に手前を回って右のほうに開いてゆき、最後に残ったプラグ側は抜けないので2枚貝のように開いてからニッパで内側から切り離す、そんな感じです。
- USBポートの取り外し
はんだごてと、ハンダ吸い取り線は必須です。 ハンダ吸い取り線は、ネットでも買えますし、100円ショプでもあったような気がします。 - R7 チップ抵抗の取り外し
作者の方は、チップ抵抗をパラで付けたようですが、50過ぎの老眼で慣れないチップ抵抗のはんだ付けはほぼ不可能なので、R7は迷わずハンダを吸い取り飛ばして、配線で上面に引いて普通に被膜抵抗を付けました。 - R7 取り付け!
リード線には、柔らかい銅撚り線を使わないと、硬い線では折角はんだ付けしてもすぐに振動などで取れてしまい、私はT362を3個オシャカにしました(ランドが剥がれてしまった)。4個目でようやく成功。 でも時々取れてしまってははんだのやり直しの連続。 次回はチップ抵抗にチャレンジしたくなってきました。
なお、抵抗値を2.2kΩに変更することで、T362の出力電圧は6.9Vになりました。 少し低いですが、5Vを安定的に出すにはとりあえず必要十分、でしょうか?
(追記)
その後、チップ抵抗のはんだ付けにトライ、新しいT362のR7を交換しました。 新たに購入したルーペを使って、はんだごて温度設定300°でやってみたところ、無事に付いたところです。ルーペ無しでは、8回やって成功はたった1回でした。 道具は重要です。
音出し
まずは電源改善前の音の印象。 実は当初、アンプへの接続RCAピンケーブルを、「audio-technica GOLD LINK」という少し安いやつで聞いていたのですが、まずこれが良くなかった。「audio-technica ART LINK 」に変えたところ多少良くなったみたい。 でもメインのPC~X-DDC~DC-61の音とは比べるまでもなく、霧がかかったような、フォーカスのぼやけた音でした。
そして今日の作業で作った格安改造電源に変更しました。
音出し当初からもうびっくり、こんなに音が変わるもの? 同じRasPi,同じDACなのに。 フォーカスもDC-61に肉薄、細やかさでは上回る印象。 ベールが2枚ほど取れた印象で、この状態でも中級CDプレーヤーなら軽くカモれーるかも。
その後、2回路とも完成してRasPi3も2回路目分岐回路から供給。 総容量1AのUSB-ACアダプタですが、ちゃんと動きますね。(CDフォーマットのFLACでリサンプル無し再生の場合で確認する限り)そして益々、音が良くなりました。少なくとも、中高域の細やかな表現では、X-DDC+DC-61を軽く超えてしまっています。
作者の皆さま、FaceBookのRaspberry Piでオーディオしま専科グループの皆さまに感謝申し上げます。 m(._.)m
今度、DACの出力段のコンデンサの変更にもトライしてみます。高級機を超えるか!? ワクワク・・