先日契約してきたMazda Demio XD Touring が納車日を迎え、昨日厚木まで電車で行って引き取ってきました。
販売店での納車を受けた後、小田原厚木道路を使って昼食にラーメンをいただき、小田原城を一見。ひと時の観光気分を味わうことができました。 少々遠くまで買い付けに来た甲斐がありました。
今日は朝から、家族の車2台(今回納車となったDemio、義父のE11ノート)と、私の愛車ロシアンブルー号/CX-30のスタッドレスタイヤへの換装作業です。
今回は、タイヤの空気をきちんと抜いて保管していたことから、ミニミニコンプレッサーを使ったエア充填に時間がかかり、10時に開始し終わったのは夕方の4時でした。ふぅー~
概要
わけあって、2台乗りついだ日産ノートから、3年落ちの2018年式マツダDemio XDツーリング(FF)に乗り換えることになりました。
- 型式:LDA-DJ5FS
- 仕様
- グレード:Demio XD Touring 2WD
- ボディー色:エターナルブルーマイカ
- 初年度登録:2018年11月
- 次回車検:無し(車検2年付き)
- 走行距離:37千km
- 状態:左右ミラーに小傷x各1
- 支払総額:約1,2xx千円(税金・諸費用・諸経費・名義変更・コーティング・中古車延長保証3年込)
購入動機
カミさんの通勤車として購入した1台めオーロラモーブのノートは、4年前にCVTの油圧センサ故障で12万km走行し保証期間が切れていて予期せぬ不幸な乗り換え、2台めブリリアントシルバーのノートを先日家族の過失で事故を起こしてしまい、全損となりました。(被害者の方には大変ご迷惑をおかけしました。) 事故を起こした当人はケガも無かったですが、先方はあちこち打撲等で整形外科にかかっており、お見舞い申し上げますとともに早期の全快をお祈りします。
結果的に本年夏に見直した保険でレッカー代からレンタカー費用最大30日まで出ることとなり、車両保険もそれなりに入っていたので助かりました。 こうした理由による乗り換えのため、あまり派手な記事にはできませんが、記録として残しておこうと思います。
中古Demio契約に至るまで
以前、出張先の岡山で、マツダDemioやホンダFitをレンタカーで借りた経験から、実用性はFitで乗り味はDemioが好みでした。 そしてCX-30でマツダSKYACTIV-Dの良さを知ってしまった身としては、mazda2かDemioがお勧めで、できればディゼルターボが田舎では燃費も良く、加速も良いのでベスト。
レンタカーが保険でまかなえる30日以内に納車まで行きたいので、マツダDemio、日産Note e-Power、トヨタAQUAの3車種の中古に絞ってリサーチ。
- 日産Note e-Powerも良いのだが3台乗り継ぐほどのノート信者ではないし、丸いエアコンパネルも見飽きたので個人的にはパス。(日産サティオ千葉の担当者の方には、長い間、お世話になりました。)
- AQUAも悪くないんだけど、以前のハイブリッドという先進性を全く感じられないチープなインパネのイメージが残っており、バッテリー寿命のことも気になるので候補から脱落。
結局残るのはDemioのみとなりました。 そんな折、保険会社が手配してくれてやってきたレンタカーは、mazda2 15s。いやね、Demioだったら嬉しい、とリクエスト入れておいた結果なんですが、これでDemioで大丈夫との家族の評価も得られるわけで渡りに船とはこのこと。そしてmazda2よりDemioのフロントマスクのほうが私好みというのも吉。
どのDemioにする?
エンジンは1.5Lディーゼルターボ、XDの装備の中以上グレードを狙ってサーチ。 年式は3年落ちまで、6ATのFFで走行距離はできれば2万km台。 問題は、ボディーカラー。 赤、青、にも2種類ずつある。 シルバーもそんなに悪くないし、ガンメタも良い。
- ソウルレッドプレミアムメタリック: CX-30のメンテでお世話になっている販売店さんの検索でHITした個体がこの色でした。mazda2になってソウルレッドクリスタルメタリックに変わり更に深みの出た赤、でもDemioの頃はもう少しヴィヴィッドなプレミアムメタリックで、中年以上にはいろんな意味で少々キツイ。
- ディープクリムゾンマイカ:暗めの赤。 落ち着いた「あずき色」ではあるが、少々渋すぎるか。
- ダイナミックブルーマイカ:綺麗な青。 これも中年以上には少々強すぎる印象。
- エターナルブルーマイカ:暗めで青が少し薄めのややグレー系。2017年のマイナーチェンジ以降の新色らしく(?)渋さ・落ち着きがあり、光の加減でメタリック感が切れに出る。
ということで、色はエターナルブルーマイカをメインでサーチ。
グレード・装備で迷うのは、16インチホイール仕様の、185/60R16を履くXD TouringがLEDヘッドライトで装備が良く魅力的なのだが、乗り心地が心配なことと、最小回転半径が4.7mから4.9mに広がってしまうこと。 まあ4.9mでも十分小回りがきくレベルなので、心配は乗り心地。 何しろ自宅は田舎なもので、アスファルト路面も不正路が多く、18インチのCX-30では結構凹凸を拾って印象が良くない。 軽量なデミオでは60扁平といえどもちょっと心配ではある。
上の青の個体は、普通のXD、15インチホイール、ヘッドライトはハロゲンランプ。 下の写真は、購入を決めたXD Touring、16インチ、LEDヘッドライト。 ずいぶんイメージが違い、目力があってカッコイイんでないのこれ。 ということで、360°モニタや約4~80 km/hからの衝突防止ブレーキ、ブラインド・スポット・モニタリング、シートヒーター、カーナビ、ETC、オーディオとほぼフル装備なのに走行距離が3.7万kmと少々多めなので価格も意外とリーズナブル、車間制御のレーダークルーズやアダプティブヘッドライトはさすがに付いていませんが、当日契約での値引きもいただき、決定しました。
ディーゼルの心配ごととして、DPFの再生頻度の確認は怠ってはいけません。 どこの販売店も親切に対応してくれます。 この個体は、過去10回の再生間隔は200km以上は無かったものの、100km未満もなく、まあ大丈夫と判断しました。 そういう意味では、年式の割に走行距離の少ない個体のほうが逆に心配したほうが良い気がしますね。
納車は12月上旬、購入先の湘南マツダ厚木長谷店まで電車で行って持ってこようと思います。
諸元
車名・型式 | マツダ・LDA-DJ5FS |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 6AT |
サスペンション(F/R) | マクファーソンストラット式/トーションビーム式 |
ステアリング | ラック&ピニオン/電動パワーアシスト |
定員(人) | 5 |
全長(mm) | 4,060 |
全幅(mm) | 1,695 |
全高(mm) | 1,525 |
ホイールベース(mm) | 2,570mm |
トレッド 前/後(mm) | 1,495/1,480mm |
最低地上高(mm) | 145 |
車両重量(kg) | 1,140 |
最小回転半径(m) | 4.9 |
エンジン | S5-DPTS SKYACTIV-D 1.5 |
種類 | 水平直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ |
シリンダー内径x行程 | 76.0 x 82.6 |
排気量(cc) | 1,498 |
圧縮比 | 14.8 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 77[105]/4000 |
最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 250[25.5]/1500~2500 |
燃料・タンク(L) | 軽油・44 |
JC08モード燃費(km/L) | 26.4 |
主要燃費向上対策 | アイドリングストップ機構、筒内直接噴射、 電子制御燃料噴射、過給機、コモンレール高圧噴射、4バルブ、 センターノズル化、ロックアップ機構付きトルクコンバーター、 電動パワーステアリング |
変速比(1/2/3/4/5/6/R)[最終] | 3.552/2.022/1.452/1.000/0.708/0.599/3.893 [3.389] |
主要装備
XD Touring FF 新車時車両本体価格 | 2,014,200円 | |
主 な 装 備 品 オ プ シ ヨ ン 含 む | 電動パワーウインドウ、電動パワーステアリング(テレスコ・チルト) | |
SRSエアバッグ(運転席、助手席、サイド) | ||
LEDヘッドライト(オートレベリング) | ||
ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC) | ||
フロントフォグランプ | ||
トラクション・コントロール | ||
G-ベクタリング・コントロール | ||
ブレーキアシスト | ||
ヒル・ローンチ・アシスト(HLA) | ||
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SBS)+AT誤発信抑制制御 | ||
車線逸脱警報 | ||
BSM(ブラインド・スポット・モニタリング) | ||
RCTA(リア・クロス・トラフィック・アラート) | ||
ドライバー・アテンション・アラート(DAA) | ||
交通標識認識システム(TSR) | ||
ダイナミック・スタビリティ・コントロールシステム[横滑り防止機構](DSC) | ||
オートクルーズ(非レーダークルーズ) | ||
タイヤ 185/60 R16 86H 16×5.5Jアルミホイール | ||
電動格納式ドアミラー | ||
運転席・助手席シートヒーター | ||
本革巻ステアリング | ||
ステアリング・シフト(パドルシフト)スイッチ | ||
アドバンストキーレスエントリー | ||
盗難防止システム | ||
アクティブ・ドライビング・ディスプレイ | ||
7インチセンターディスプレイ+コマンダー | ||
フルオートエアコン | ||
マツダ コネクト、車載通信機 | ||
UVカットガラス+プライバシーガラス+CD/DVDプレーヤー+フルセグ | ||
360°ビュー・モニター | ||
ナビゲーション用SDカード | ||
ETC車載器 |
実体ファイル:inc/Demio
CX-30 XD L-package FF (2019年型/3DA-DM8P)の車内走行音と、BOSEサウンドシステムの車内再生音の高音質マイクによるエア録音です。 スタッドレスタイヤ(Pirelli Ice Asimmetrico 215/60/17)を履いています。給油時ディーゼル・ウエポン 30mL添加。
https://www.youtube.com/watch?v=JM69aQodSms
助手席の耳の高さ付近にマイクを2本置いてstereo録音しました。
ヘッドホンで聴くと臨場感のある音で聴くことができます。 冒頭の曲は以前のエア録音とのミキシングですが、走行中の音楽は実際の走行・再生音のエア録音そのままです。
Torque Pro の走行データと、インパネ内のi-DM 3rd stage走行中のランプ(緑/青/白)点灯状態を同時録画しています。
動画3つとオーディオトラックの編集でしたので、多少のズレはご容赦ください。(音声が1秒程度先行しています)
音源:Norah Jones / Come Away With Me よりDon't Know Why
Fourplay / October Morning
Fourplay / Wish We Were Here
カーオーディオシステム紹介
CX-30 XD L package Mazda Connect
Bose Sound System + 12 Speakers
高域レベルをアップ、低域レベルをダウンで再生
録音:
・マイク:WM-61A 3端子改造+ファンタム電源対応
Shinさん改造版(fet2)コピー版
FETは、2SK2880Dで代替
・サウンドインターフェース:Steinberg UR22mkII
・フォーマット:48kbps、24bit
その後、G-Bowlという加速度記録・解析アプリをインストールして、i-DMの青ランプ点灯の走り方を練習しています。
https://ifulsoft.com/products/g-bowl/
Gの大きさを音程で。ブレーキの良し悪しをアナウンスで、お知らせしてくれるうえ、ログも完全にタイムラインとして再生可能のため、運転中に注視することもなく利用可能です。
しかし。。このアプリはi-Phone専用です。 今までi-phoneは使ったことがない私にはちょっとしたハードルです。
また、改めて中古のiPhoneを買うのもなんだか、、と思ってカミさんの昔使っていたAUキャリアのiPhone5を引っ張り出して、どうにか充電して、そしてカミさんのアップルIDのパスワードがわからず初期化もとっても苦労して、自分のパソコンにインストールしたi-Tunesを使ってどうにか使える状態にできました。
今更i-Phoneを使うことになるなんて、思ってもみませんでしたが、まあG-Bawlを使うだけなのでそんなに操作に困ることはありません。
早速アプリを購入(¥2,800円)・インストールして、試してみました。
運転中のアクセル~ステアリング~ブレーキの操作で発生する加速度(G)を表示してログで記録するだけでなく、Gの大きさを音程で。ブレーキングの良し悪しをアナウンスで知らせてくれます。
また、記録されたログを後で再生することもできますので、読み返して自分のドライビングの反省に役立ちます。
2枚のスクリーンショットは、ブレーキ停止時のi-DM青ランプと、ブレーキ~旋回~立ち上がりの3連続の青ランプ点灯の時のものです。 少しづつですが上達していますので、G-Bawlアプリ使用で更にレベルアップし、安全でスムーズな、上手な運転の習得を目指したいと思います。
2019年秋に登場した CX-30 -XD L Package FF 中古車を1年落ちで購入しました。 前車のラフェスタハイウエイスターを購入した時と同様に、ディーラーの試乗車として活躍していた個体です。納車は少し遅く11月上旬の予定です。
納車2週間後のインプレッションはこちらに書いています。
概要
- 型式:3DA-DM8P
- 仕様
- グレード:CX-30 -XD L Package 2WD
- ボディー色:ポリメタルグレーメタリック
- 次回車検:2022年10月
- 走行距離:2,562km
- 状態:ボンネットに飛び石小傷x1、左前輪アルミホイールに縁石傷x2、運転席シートバックに引っかき傷x1
- 支払総額:2,850,000円(下取車・税金・諸費用・諸経費・名義変更込)
購入動機
2018年10月に転職し、片道25kmのマイカー通勤に加えて、社内の数少ない設備電気制御技術者として全国の新規設備設計立上げ・設備改造の仕事のため出張が多く、関東東北圏はマイカー移動のため走行距離が長くなり、燃費だけでなく疲れにくく安全に移動できる車が必要になっていることから、2013年から愛車として活躍してきたラフェスタハイウエイスターGも10万kmを超えたところなので、ガタが来る前に次のマイカー検討も有かな?と考えていました。
最近の車は安全機能満載でベース価格がそもそも高く、価格レンジから当初はMAZDA2(旧車名デミオ)の1.5Lディーゼルでも十分と考えていたのだが、家族からは車が小さすぎて長距離では疲れるだろうし、もう1ランク上の車が良いのでは? と言われて、MAZDA3の1.8Lディーゼルがターゲットに。
ラフェスタハイウエイスターの乗り味の良さは、購入後6年半を経過した今でも全く色褪せず、
- ダイヤゴナル(対角)ロールを基本コンセプトとした穏やかで安心感のあるハンドリング
- どっしりと矢のような高速安定性は自分好みでしたし実際に秀逸
- しかも燃費も郊外や高速中心だと決して悪くなく、高速ロングドライブで18~20kmを記録することもあるなど、通勤の燃費だけが少々低下する点を改善したいと思う程度
の、隠れた名車と呼べるほど出来の良い車でした。
この足を開発したマツダの虫谷氏がその後もマツダの足回りを総監修しているので、どのマツダ車に試乗しても同様か一定以上の安心感があるハンドリングと期待します。 また、鼓動デザイン以降のマツダデザインはよくまとまっており、基本的にMAZDA3ほかマツダ車を中心に検討してゆきました。
最初はMAZDA2かMAZDA3が候補
契約までに実際に競合した車の中で購入を目指して試乗したのは、MAZDA2、MAZDA3、ヤリスクロス、カローラツーリングで、このうちトヨタの2車はCX-30契約の直前でした。 それまでの間は、どれが良いのか自分の中でも混沌としていて絞り切れていなかったばかりか、当初CX-30は候補にも入っていなかったです。
最初にマツダ販売店に試乗予約のうえお邪魔して、MAZDA2-XD、MAZDA3-XD(セダン)、MAZDA3-X(FB)の順に試乗しました。それぞれのインプレッションは後述しますが、試乗が終わった後MAZDA3のセダンが本命かなあ、と考えた私に、試乗に同乗していた妻が 「やっぱりMAZDA2は小さいから却下、MAZDA3はFBもセダンも天井が低すぎて、乗り降りの時に頭をぶつけてしまう。 今乗っているラフェスタから乗り換え対象として見たときに、後席にじいじ・ばあばを乗せるのが大変になるだけでなく、自分たちの今後も考えればMAZDA3も対象外ではないの?」 とのご意見を賜りまして。
そして隣になんと、CX-30の20Sプロアクティブがあって、「これじゃだめなの?このくらいのサイズなら私でもいざとなれば運転できそうなんだけど」との神の声が! もちろんすぐに試乗して、その内外装や走りの上質さを確認しました。何やら妻も結構気に入った様子。
試乗が終わったあと、自分的には「でも、MAZDA3よりもかなり高いんじゃないかな?」と心配だったのですが、同クラスグレードで9万円ほどの差しかないと分かった時には、心はもうCX-30本命に傾いていました。
CX-30ならどれにする?
ボディー色は妻共々、「ポリメタルグレーメタリック」が気に入りました。 田舎の田園風景のど真ん中、周囲を畑に囲まれている土地柄、あまり濃色系のボディーカラーはマメに洗車が必要になるので敬遠したいのですが、CX-30のサイド周りのボディ造形による芸術的な光の陰影は、白やシルバーではなかなか味わいにくい。 ポリメタルグレーメタリックなら、やや土埃は目立つかもしれないけどぎりぎり許容範囲かな、という印象です。
グレードは当初、最量販グレードのProactive Touring Selection で考えていましたが、それにしても新車だとオプション入れて乗り出し3,500千円に迫る価格はネックです。 現愛車のラフェスタも1年落ちで安く購入したことから、今回も1年落ちの中古は最初から視界に入れていました。しかしCX-30は発売から1年そこそこで、まだ中古車市場でもタマ数として多いわけではありません。 特に1.8Lディーゼルターボ、加えてポリメタルグレーメタリック色はまだ希少で人気も高く、出ても程度の良いのは直ぐに売れてしまいます。 実際、販売店で中古車を検索していただき商談を申し込みましたが、後日メールで直前に売れてしまったと伝えられました。 新車試乗から中古車の探索にお付き合いいただいた若い営業氏、大変感謝しています、ありがとうございました。(今後はメンテ方面でのお付き合いをよろしくお願いします)
そしてヤリスクロスとカローラツーリングを試乗後、もう普通のガソリンエンジンでいいかとか、違う色でいいかとか、諦めかけていたところに昨日朝、gooネットから希望車種の中古車情報更新のメールが入っていて、熊谷の販売店にポリメタルグレーメタリックのXD-L Package が入荷したとのこと。 熊谷なら、自宅から日帰りで十分に行けます!
早速商談依頼を送信し、その返事を待つことなくラフェスタHSを圏央道経由で2時間半ほど熊谷へ走らせました。 初めに内外装の傷やオプション装着状況などをチェックの後、新車のCX-30ディーゼルを試乗させていただき、加速性能などを確認してから商談を開始、下取り査定から契約まで終わらせました。
途中、定食屋さんでのランチから戻った後、別のお客さんがこの個体の商談希望で来られたそうで、残念ながら売約済みと伝えていただいたようです。 早い者勝ちの様相であるこの色とグレード、今回は自分の行動の早さの勝利ですね。
ラフェスタHSを購入した時に感じたのですが、「マツダのこんなに良いクルマをOEMで日産顔で出してしまって、日産オーナーとしては嬉しいけど、乗った人はきっとマツダに流れてしまうのでは?」という感想がそのまま自分に当てはまりました。 リセールバリューが悪いがゆえに一度買うと抜け出せない「マツダ地獄」という悪口が昔ありました。 今では逆に、一度乗ると他社の車には戻りたいと思えなくなる、良い意味の「マツダ地獄」にラフェスタHSでの片足だけから今回、両脚どっぷり浸かってしまったのかもしれません。
MAZDA3とCX-30の年次改良?
SKYACTIV-D1.8Lの年次改良で、2020年末モデルから馬力が130psにアップする、という情報が入ってきました。 馬力が上昇するだけならそれほど気にすることも無いかな? もし新車を契約していたらちょっとしたショックだったかもですが、1年落ちの中古車ですし、乗りつぶすくらいに長く乗るつもりでリセールも関係ないから後悔なしですね。
但し、MRCC(マツダ・レーダークルーズ・コントロール)とCTS(クルージング・トラフィック・サポート)の改善も盛り込まれているらしく、これはぜひ初期型購入したユーザーにもサービスキャンペンで還元していただきたい、と期待大です。
SKYACTIV-Dのスス問題
http://minato-motors.com/blog/?cat=192
一旦インテークに付着したススは、エンジン性能を低下させるだけでなく、その後のスス蓄積を助長しそうですね。
納車後は、極力30分以上の運転と時々回転を上げてススを燃やすように意識しないといけないですね。 とはいえ、10万km走ったあとでインテーク洗浄すればほぼ元に戻るなら、必要以上に神経質にならなくてもよいのかもしれませんね。
EGR制限なんていう単純な荒業も効果を上げているとか。。アングラが近づいてきたのでここではこの辺にしておきます。
MAZDA2
旧車名デミオのMAZDA2-XD-1.5L-FF。 試乗では車重が軽いため動力性能も十分で、乗り心地もラフェスタHSとノートの中間くらいで割としなやか。5ナンバーの取り回しの良さもあり、日常使用だけならこれがベストとも言えるのだけど、長距離はやっぱり疲れるかなあ。。
MAZDA3-XD(セダン)
最有力候補だったし、納得のマツダハンドリング、1.8Lディーゼルターボの加速も十分で、MAZDA2の1.5ディーゼルで感じたターボの段付きもずいぶん程よく躾けられてリニアな印象、騒音も静か。SKYACTIV-DRIVEの6速ATは相変わらずきびきび変速するし、マニュアルモードもタイムラグが少なくて気持ちよい。インテリアもエクステリアも上質。 だけど乗降性が及第点に満たない、という理由だけで悲しくも候補から脱落、あぁ。。
MAZDA3-X(FB)
ファストバックは後席の視認性も乗降性もセダンより悪いので、SKYACTIV-Xに乗っておきたいというだけで試乗。 とても滑らかで気持ちよく回るエンジン、でも巷で言われているように燃費はそこそこだしパワーもそれほど大きくもない、それにスカイアクティブGに70万円プラスで払うかと言われると、無理だ。技術は素晴らしいが高すぎます。
ヤリスクロス
燃費が良く、安心して乗りやすいマツダ以外の車を探したが、なかなか好みの車が見当たらない。 以前、日産e-powerのキックスに試乗したが、e-powerは高速燃費が落ちるしコンパクトクラスにしては価格も高すぎ。 ちょうどコンパクトSUVでトヨタからヤリスクロスがデビューしたので、価格も手ごろで試乗して見積りもいただきました。
走り始め、店を左に出てすぐの最初の信号でブレーキを踏むと、のっけから割とはっきりしたノーズダイブの挙動。 なんだこれ?との動揺を隠しつつハイブリッド+3気筒1.5Lのパワートレインの長短所を確認しながら帰ってきましたが、ベース車のヤリスはハンドリングも割と評判良かったけど、ヤリスクロスはこんな程度なの? トヨタ車の乗り味は相変わらず人馬一体感からは遠いハンドリングで、内装も当然チープでこの車に3百万円近く払うことは到底できないと思い残念ながらこれは却下。
カローラツーリング
次に候補に上ったカローラツーリングのハイブリッド。 いやあ、これはなかなかよくできていました。 トヨタの足とは思えないほど低重心で路面に無理なく吸い付くようにスムーズなコーナリングを見せてくれました。強い加速では電気式CVTで1.8Lエンジンの回転数がグワッと上がっちゃうのだけど、金属ベルト式CVTほどタイムラグは大きくなく、素直なステアリングや乗り心地の良さとともに、長時間ドライブも安心して走れる出来だと思いました。
ヤリスクロスの時に感じた、今でもトヨタの足回りって・・というネガティブな印象を、ほぼ払拭してくれました。 ただ、、惜しいのがやっぱりステアリングなのですが、中立付近の曖昧さ。 マツダ車も中立付近に遊びは当然あるのだけれど、遊びから舵の当たり始めの部分の感覚がリニアで操作しやすく、当てる力加減によって微妙なトレースを可能にしてくれるすばらしさがあります。 例えていえば、狭い道で速度が乗ったまま対向車とすれ違う時、路肩の白線にタイヤを半分乗せるのか1本分乗せるのか、そのコントロールがやりやすいのが、マツダの足です。 残念ながら、カローラツーリングもそこまでの出来には至っていない、逆に言えばそのくらい万人向けするステアリング特性だとも言えるのかも。 内外装もそれなりに好みのタイプでしたし、中間グレードのハイブリッド-S(FF)で下取り・値引き込みで3百万を楽勝で切って見積をだしてくれたので恐縮ですが、長距離よりも機会の多い日々の通勤でのMAZDA3やCX-30のすべてにわたる上質さ、安心感があって微妙なトレース能力も兼ね備えたハンドリングには一歩及ばずでした。
諸元
車名・型式 | マツダ・3DA-DM8P |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 6AT |
サスペンション(F/R) | マクファーソンストラット式/トーションビーム式 |
ステアリング | ラック&ピニオン |
定員(人) | 5 |
全長(mm) | 4,395 |
全幅(mm) | 1,795 |
全高(mm) | 1,540 |
ホイールベース(mm) | 2,655 |
トレッド 前/後(mm) | 1,565 |
車両重量(kg) | 1,460 |
最小回転半径(m) | 5.3 |
エンジン | S8-DPTS SKYACTIV-D 1.8 |
種類 | 水平直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ |
シリンダー内径x行程 | 79.0 x 89.6 |
排気量(cc) | 1,756 |
圧縮比 | 14.8 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 85[116]/4000 |
最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 270[27.5]/1600~2600 |
燃料・タンク(L) | 軽油・51 |
WLTCモード燃費(km/L) [L/M/H] | 19.2 [16.1/19.3/20.9] |
主要燃費向上対策 | アイドリングストップ機構、筒内直接噴射、 電子制御燃料噴射、過給機、コモンレール高圧噴射、4バルブ、 センターノズル化、ロックアップ機構付きトルクコンバーター、 電動パワーステアリング |
変速比(1/2/3/4/5/6/R)[最終] | 3.552/2.022/1.347/1.000/0.745/0.599/3.052 [4.367] |
主要装備と価格
金額には、このほか、税金・登録諸費用等の金額と、下取り車減額等が別途計上分は含まず。 支払総額はページ冒頭に記載。
2,562km走行 1年落ち 車両店頭渡価格 | 2,834,075 | |
(消費税込) | ||
新車時車両総額 | 3,488,519 | |
XD L Package FF 新車時車両本体価格 | 3,069,000 | |
主 な 標 準 装 備 品 | 電動パワーウインドウ、電動パワーステアリング(テレスコ・チルト) | |
SRSエアバッグ(運転席、運転席ニー、カーテン&フロントサイド) | ||
オートレベリングLEDヘッドライト | ||
アダプティブ・LEDヘッドライト(ALH) | ||
デイタイム・ランニング・ライト(DRL) | ||
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC) | ||
ブレーキヒルローンチアシスト | ||
電動パーキングブレーキ(オートホールド) | ||
エマージェンシーシグナルシステム(ESS) | ||
衝突二次被害防止システム(ハザード+ブレーキ) | ||
スマート・ブレーキ・サポート(SBS)+AT誤発信抑制制御 前進/後退(SBS-R)/後退時左右接近(SBS-RC) | ||
前側方接近車両検知(FCTA) | ||
ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)+後側方接近車両検知(RCTA) | ||
車線逸脱警報システム(LDWS) | ||
レーンキープ・アシストシステム(LAS) | ||
交通標識認識システム(TSR) | ||
ドライバー・アテンション・アラート(DAA) | ||
クルージング・トラフィック・サポート(CTS) | ||
マツダ・レーダークルーズ・コントロール(MRCC) | ||
自動防眩ルームミラー | ||
電動格納式ドアミラー(オート格納・ヒーテッド) 自動防眩(運転席)・リバース連動 | ||
運転席10Wayパワーシート +ドライビングポジションメモリ機能 | ||
運転席・助手席シートヒーター | ||
本革巻ステアリング(ヒータ付) | ||
ステアリング・シフト(パドルシフト)スイッチ | ||
イモビライザシステム | ||
アドバンストキーレスエントリー | ||
リヤデフレクタ | ||
パワーリフト・ゲート | ||
アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(Fガラス) | ||
8.8インチセンターディスプレイ+コマンダー | ||
フルオートエアコン、リヤベンチレーター | ||
マツダ コネクト、車載通信機 | ||
メーカーセットオプション | 小計 213,380 | |
スーパーUVカットガラス+IRカットガラス +CD/DVDプレーヤー+フルセグ | 49,500 | |
360°ビュー・モニター +ドライバー・モニタリング | 86,880 | |
BOSEサウンドシステム+12スピーカー | 77,000 | |
ショップオプション | 小計 206,139 | |
フットランプ&イルミネーション | 101,860 | |
スポーツペダルセット | ||
スカッフプレート(イルミネーション) | ||
マツダフロアマット(プレミアム) | 50,380 | |
ナビゲーション用SDカードアドバンス | 53,899 |
おわり
実体ファイル:inc/CX-30
購入後、5日間のインプレまとめです。
まとめとしては、「ミニバンの枠に収まらないドライバーズカー」ですね。
- 以下のサイト投稿分は上記の当サイトインプレの短縮版です。
これにて終了。
少々残念な見解を見つけた。
マツダのSKYACTIV-Gガソリンエンジン、高圧縮比を達成していながら、最大トルクやパワーがそれほど大きくないのが不思議であったが、こういうことなのだと言われるとなるほど合点がゆく。
http://www.geocities.jp/bequemereise/skyactiv_g.html
要は、燃費が良いのはパーシャルスロットル(75%程度までか)の時であり、高負荷域では点火時期をTDC(上死点)より早めることができず、高圧縮比のポテンシャルを引き出しきれずに燃費が悪化する、ということと読んだ。
まあ、私の住むような田舎で定地走行の割合が多い走行条件では恩恵を授かることができるけど、加減速の激しい街中や、山越えなどではあまり燃費がよくない、というところだと認識した。 今週納車されたら、色々と試してみようと思うけど、難しい解析は無理なのであくまで感ジニア的な見方でやってみようと思う。
(追記)
上記の見解は、逆に見れば低負荷~70%程度までの中負荷に至るまでは、ミラーサイクルによる省燃費効果が大きく出ていて、 そこから更に踏み込むとミラーサイクルでは無くなり燃費は悪化する、 というごく普通のことなのかもしれないです。 改めて書くまでもなかったのかも。
2013年MC後の中古車「LAFESTA Highway STAR 2.0G FF」を契約しました。
- 仕様
- ボディー色:アルミニウムシルバー
- 左側オートスライドドア、キーレスエントリー
- ディーラーオプションナビ(MC-312D-A)
- 納車前追加DOP
- プラスチックバイザー
- ビルトインETC
- メンテプロパック18
- 型式:DBA-CWFFWN
- 次回車検:平成28年3月
- 走行距離:2,124Km
- 購入価格:1,930,000円(税金・諸費用・諸経費・名義変更・陸送込)、下取り車無、 ETCセットアップ別
この1年、大物の仕事を処理するためにほとんど休みなしで突っ走ってきたので、愛車のB30 LAFESTA 20S が来年1月下旬に9年目の車検を迎えることはわかっていても、どうにも動けずにいたのですが、ある程度仕事が落ち着いてきたので検討を始めてみました。
当初、新型X-TRAILに3列シート車が加わったので期待したが、3列目の足元は緊急用途以外の何物でもない狭さなので早々に検討から外した。
次に、今までノーマークだったマツダからのOEM車 (日産)「LAFESTA Highway STAR」がすこぶる評判が良いようです。灯台もと暗し! ・・例をあげれば、価格コムの自動車満足度ランキングでは、本日時点で全車種中、
- 総合:1位
- 走行性能:1位(これはちょっと上げすぎかと)
- 乗り心地:3位
などとなっておりました。(但し最近1年間の投票実績にて)
- と思っていたら、2年乗った人が今更の低評価レビューでランキングガタ落ち。セダンと比べりゃ走行性能も乗り心地も悪いのは当然だし、重量のあるミニバンでそこそこの燃費出しているのに燃費評価1はひどいなあ。デタラメなのはおそらく高速で飛ばしすぎるこの人の運転。ミニバンの特性を全く理解しない、車にこだわりの無い人に必要以上に低評価をされた車がかわいそう。 面白味の無いトヨタのセダンでも乗ってればよかったのにね。
OEM元の「プレマシー」の試乗レポートも数々読みましたが、走行性能・特にハンドリングに関してべた褒めの記事が多く、大変気になる存在に。。足回りの詳細は以下の記事を読んでみると、なかなか説得力があります。
- 日本車の走りに味がない原因がわかった!(CLICCCAR.com)
- マツダ「プレマシー」インプレッション (Car Watch)
- 新型プレマシー ダイナミックフィールの統一感 (2010年マツダ技法PDFダウンロード)
また、今年1月にマイナーチェンジを受け、パワートレインが
- エンジンが直噴ミラーサイクルのSKYACTIV-G
- ミッションが6速ATのSKYACTIV-DRIVE
に(FFの主要グレードは)変わっており、JC08モード燃費も1.5Tonの車重+2Lエンジンにもかかわらず14.0Km/Lから16.2Km/Lへと2割近い改善がなされています。
もちろんOEM先のLAFESTA Highway STARも、SKYACTIVという呼び名では無いものの中身は同じパワートレインを積んでいます。 変速レスポンスも良いようですし、一方で駐車場や渋滞中などの低速運転時には発進が穏やかになるようにセッティングされているなど、なにかと賢そうで期待できます。
以上を踏まえて、続きは詳細経緯と内容です。
購入動機と要求事項
- 6人乗るのは、月に1回程度あるか無いかの家族全員での外食の時のみ。定員フル乗車で長距離を走ることはまず無く、3列めに広いスペースは必要としないため、走りの面白くない箱型ミニバンは候補外で、ステーションワゴン型のロールーフミニバンから選択となる。
- 仕事で荷物を載せて中距離・長距離の出張があるので、高速の安定性・静粛性が高くトルク感のある車が向いている。そういう意味では、現車のLAFESTAも低速トルクの大きなエンジン+CVTで運転は楽だがロードノイズが騒々しい。これがどの程度改善されるのかは、実際に高速道路を走ってみないとわからない。
- 昨年9月にE12ノートを購入し、日頃の省燃費性能とイザという時のスーパーチャージャーによる鋭い加速で活躍の機会が広がり、実質ファーストカーとなっていた。
- それに伴いLAFESTAはセカンドカー扱いに降格していたのだけれど、1月の車検を通すかどうか迷いどころ。 下回りからギシギシ音が出だしたし、突っ張るサスと不整路でのバタツキにも飽きたので、良い車があれば買い替えたかった。
- あらゆる場面でノートの出番が多く、LAFESTA後継車の予想年間走行距離は、8,000Km程度と少ない。 昨年ノート購入の際に実現できなかったハイブリッドカーも候補に挙げて検討し、予算が許せばぜひ乗ってみたいが、走行距離が少ないので燃費だけでのメリットではコストメリットは全く無い。
- 4年後に二男くんが高校を卒業すると、同居家族は妻と両親の4人だけとなる。 今回、買い替えを見送るという選択もあるが、その場合は2年後に乗り換え候補とする車選びが非常に難しい。 今からであれば4年間は乗れる(6人乗る準備を常に必要とする)ことになるが、3列シート車に乗るのは多分これが最後であり、自分の乗りたい車を購入したい。
候補車
- (日産)LAFESTA Highway STAR
- (マツダ)PREMACY
- (日産)X-TRAIL(3列シート)
- (トヨタ)PRIUS ALPHA(7人乗り)
- (トヨタ)WISH
評価結果
LAESTA Highway STAR 2.0G 2WD
- エクステリア:△+
フロントはOEM元のプレマシーに比べて日産顔ともいえるメッキグリルに換装され、万人受けしそうだし自分もこれは好み。サイドも無難にまとめているのだが、残念ながらリヤのセンスの良くないコンビランプ形状はどうにもできずにそのまま。横一線のメッキガーニッシュで多少緩和してはいるのだが、このお尻を毎日眺めるのは慣れるまでは我慢を強いられそうだ。
- エクステリア:△+
- インテリア:△
まとまりが無いとはいえないが、プラスチッキーな各部の見た目と収納の無さは減点。前席のカップホルダーは使いづらそう。2列目のカラクリシートは良くできているのだが、我が家の用途では活用する機会があるかどうか少々微妙なところ。3列目の足元は現車LAFESTAと同程度。
- インテリア:△
- 走行性能:◎
各試乗レポートやクチコミの評判どおり、素晴らしいと思う。 コーナーでステアリングを切り込むほどにほんの少し前輪が沈み込み、吸いつくような感覚で突っ張り感無く実にスムーズに曲がってゆく。速いかどうかはともかく、気持ちの良い爽快なコーナリングだ。 ダイヤゴナルロールを煮詰めただけでなく、アクセル・ブレーキとのGの繋がりに拘ったというアピールは確かにわかるし、それが交差点の右左折時にも感じ取れるのが素晴らしいところ。
エンジン・6ATも変速ショックが少なく、広いロックアップ領域による高いダイレクト感がトルク感を生んでいるし、エンジンブレーキの効きも良いので違和感が無い。
OEM元ではSKYACTIV-G,SKYACTIV-DRIVEと呼ばれる最新のパワートレイン。但しアテンザやアクセラのような4-2-1排気をもつ圧縮比13のタイプではなく、圧縮比12でトルク・パワー・燃費全てに若干劣る。なお、2013年MC前はアイドリングストップ用の第二のバッテリーがあったが、1台にまとまった。今回燃費はそれほど気にしないのだが、CVTより単純に伝達効率の良いステップATがミラーサイクルエンジンと組み合わされ、田舎の定地走行では伸びるだろうとの予想。中~長距離出張でもそこそこの燃費が出てくれることは期待。でも加減速の頻繁な市街地ではCVTのほうが有利であって、ちょい乗りでは期待できない。
- 走行性能:◎
- 乗り心地:◎
リヤマルチリンクサスのおかげか、不整路でもバタつかない、突き上げ感が少ないまろやかな乗り心地。 - 総得点が高く、外見よりも中身が重要なことから、これに決定した。但し値落ちの激しさがあるので新車は見積もりもネゴもしてみたが断念し、程度の良い中古が出てきているところなのでそれを狙っていった。
千葉県北部や茨城県南部では安価な中古が少なく、タマ数の多い神奈川県で シルバーとグレーの現車を見たうえで、アルミニウムシルバーに決定した。
- 乗り心地:◎
PREMACY 2.0S SKYACTIV
- エクステリア:×
フロントの笑い顔は、自分も含めて家族全員、受け入れ難い。 サイドの流れラインは見慣れないためか良さが分からない。 リヤもラフェスタHSと同様にセンスが良くない。 - インテリア:△ LAFESTA Highway STARに同じ
- 走行性能:◎ LAFESTA Highway STARに同じ
- 乗り心地:◎ LAFESTA Highway STARに同じ
- エクステリア:×
X-TRAIL(3列シート車)
- エクステリア:△
デザインは良いのだが、SUVとはいえ全幅1,820mmは大きすぎ。 - インテリア:×
自分的にデザインは好み。 しかし、3列目の足元は緊急用と割り切れる人でないと無理だと思うほど狭い。完全に体育館座りを余儀なくされる。 もしも月に1度、年に1度しか3列乗車の可能性が無いとしても、それが想定されるのであれば明らかに役不足。
- エクステリア:△
- 走行性能・乗り心地:試乗せず未評価
PRIUS ALPHA(7人乗り)
- エクステリア:◎
サイドとリヤスタイルが特に良く、商用車っぽさが無い。全幅1,775mmはやや大きすぎると感じる。 - インテリア:△
プリウス以下のトヨタのハイブリッド車に共通するが、先進のパワートレインを持ちながら先進性の感じられないインパネと内装には毎度がっかりする。
3列目の足元は現状LAFESTAと同程度でちょっと狭めか。 - 走行性能:△
走り出しが遅すぎる。 右折時に踏み込んでも加速しないのは危険とも思える。発進のたびにパワーモードに切り替える不便さは耐えられそうにないし、燃費以外に運転そのものの楽しさを感じることができそうにない。 - 乗り心地:○
総じて穏やか。 高価な車なのにリヤサスがトーションバーなのにはがっかりだが、整地を走行している限りにおいては乗り心地は悪くない。(当然か) - オプションを付けないと助手席とリヤハッチのスマートエントリーができないなど、価格はアップするばかり。 値落ちの少なさを考えても、LAFESTA Highway Star(中古)より100万円も余分に払ってまで欲しいとは思えなかったし、何より走りにワクワク感が無かったのが残念で仕方が無い。燃費優先に躾けられたハイブリッド車は自分には合わないのだと悟った。
- エクステリア:◎
WISH 1.8S
- エクステリア:○
若すぎるかもしれないが、自分的にはシャープな外観は好みだが家内からは不評。 - インテリア:○
ソツ無くまとまっているが、どちらかといえば若向きかと思える内装。 運転席のエアコン吹き出し口の位置が圧迫感がある。
3列目足元の空間は、今回一番まともだった。 - 走行性能:○-
悪くは無いが、1.8L+CVTでは加速時にエンジン回転数の上昇が大きく、爽快感に欠ける。 これなら現状LAFESTAの2L+CVTのトルク感溢れる加速のほうがずっと良い。 - 乗り心地:○
トヨタらしい乗り心地だが、試乗車は17インチ+扁平タイヤだったので少々ゴツゴツした印象。 - 総じてこれなら買い替えなくても良いなと思ってしまう。
- エクステリア:○
総括
以上により、神奈川県の日産系中古車販売店に出向いて現車確認後、LAFESTA Highway STAR 2.0G FF(アルミニウムシルバー)を契約。 年明けの1月中旬に納車予定。
納車されたら、SKYACTIV-DRIVE 6速ATのマニュアル操作でエンジンを回して、ワインディングロードを気持ち良く走りたい。