Re: ズームフライ+フォアフット走法と逆ローリング走法のマッチング

対象モジュール なーお'nぶろぐ
件名 ズームフライ+フォアフット走法と逆ローリング走法のマッチング
要旨  9月8日、予約していた みやすのんきさんの新刊「アルティメットフォアフット走法」が発売日より少し早く届きました。  合わせて前日に酒々井のアウトレットで、遅ればせながら初代のナイキ ズームフライを安価で買ってきたので、フォアフット走法と逆ローリング走法のマッチングを模索していましたが、どうにかコツがわかってきたので第一報としてまとめておこうと思います。 みやすのんき氏著 アルティメットフォアフット走法  初・中級者でもフォアフットを体得しやすいように「前スライド走法」を提唱していて、実際にトレーニ...

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なーお

なし Re: ズームフライ+フォアフット走法と逆ローリング走法のマッチング

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019/9/26 7:01 | 最終変更
なーお  長老   投稿数: 1744
さなさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
引用:
逆ローリング走法の説明読ませていただきました。運動生理学の小田伸午教授が競歩選手の感覚として、同じく骨盤の逆ローリング歩法を書かれていたのを6年ほど前に読み、真似してやってみましたが、どうも膝下を振り出し気味になるのでやめてしまった経験があります。競歩の場合は踵着地が基本なのでそれでいいとは思うのですが。
おそらく膝下を伸ばさないフォアフット走法や前スライド走法とも親和性は悪いかと思います。無理に合わせなくてもよろしいのではないかと。

 はい、そうです。 逆ローリング走法では、工夫せずにそのまま走ると脛が前方に投げ出されがちになり、振り戻しにも力を消費します。
しかし、記事にも書きましたが、離地を早くし膝を前方に保持することで脛が後方に跳ね上がり、振出しの力が少なくてすみます。 また、前方へ振り出す時に脛を放り出さずに、膝の角度を保持するようにすることで、振出した慣性力で膝が一時的に跳ね上がり、その後自然に振り戻しに動作に戻ってきますので、それを着地直前のスイングへ生かして、結果としてコンパクトな逆ローリングで腰高で気持ちよく走ることができますので、どうぞもう一度お試しください。

引用:
そもそも前スライド走法は低空飛行とは違うと思えます。それだと接地時間が伸びてフォアフット走法からは離れていく感じではないでしょうか?接地時間は短めに一瞬上から「ザッ」と着く感じだと思いますよ。竹の棒にも例えられていたし誤解されている気がします。

 誤解はしていないと思いますよ。氏も前スライド意識で腰と膝を曲げた状態で着地を迎えると書かれていますし、私は元々フォアフットもできる走り方でしたから、前スライド走法もすぐに慣れて今ではいつでも走れます。
 遅い速度では「ザッ」と擦れていた前スライドで接地を迎えても速度が上がれば地面に瞬間的にグリップするのは確かに実感しますので、竹を突き刺すようなイメージで「タンッ」と着地し走れた時はとてもエコノミーな走りになることも確認済みです。

 今日、北海道出張中でして、ご存知かわかりませんが極寒の地では融雪がアスファルトの割れ目にしみ込んだ後で凍結して、凸凹ガタガタの歩道が多くあります。 こうした歩道を今朝、平均4:50/km程度のランで往復11Km走しまして、往路で前スライド、復路で逆ローリングのフォアフットで往復とも気持ちよく走ってきました。
 案の定、前スライドでは4度ほど足が引っ掛かり、うち1度はバランスを崩しましたが、逆ローリングでは1回のみでバランスを崩すこともありませんでした。

 地面は体の重心に対して相対的に走行速度で後方に流れて行くところに、脱力した足先を、地面の流れる方向に逆らって着地するのですから、足先と地面の相対速度は走行速度を超えている状態です。 そこに、段差があれば、本人が着地しようとするより後方で引っ掛かるわけで、元々重心真下を目指して着地しようとしているところに、更に後方で着地したら、普通に考えてもつんのめりそうになるのは当然と思います。

 逆スライドではなく、一般的な振り戻し動作で地面を迎えに行って着地を迎える場合は、足先と地面の相対速度は走行速度よりも遅くなりますし、段差で引っ掛かったとしてもそれほど後方にはなりませんし、そもそも迎えに行って降ろして意識で走るのでひっかかる危険性も少ないです。 加えて逆ローリングでは比較的高めの位置から脱力して着地を迎えることになるため、更に段差にひっかかる可能性は下がります。

 さなさんは、逆スライドのフォアフットで走れるのでしたら、凸凹の道を、早朝にヘッドライトを点灯して走ってみてはいかがでしょうか? 一度でも引っ掛かると、それを避けようとして少し上方からおろしてゆく意識が必要だと感じるでしょう。
 そうした注意点、コツというものの記載が本書にあってほしかったと思った次第です。

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