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拝啓、三菱自動車工業株式会社 様 いつもこのホームページを楽しく読ませていただいております。 また、愛車レグナムとの付き合いも2年を迎えようとしており、途中 トラブルもありましたが、現在はマイナートラブル以外は問題なく 走っています。 さて、11月号のCar Graphic誌のGDI-Legnum Long Term Testの記事は、 ご覧になられましたでしょうか? 興味深い記事でした。 特に、「ごく負荷の軽い時しかリーンバーンにならなかった」 という部分です。 私は平成8年11月納車のLegnum ST-GDI-4ATに乗っており、過去に高圧燃料 ポンプ故障による高速道路でのエンストなどを経験し、新技術であるGDIには愛着 がある一方で常にその完成度には不安を抱いておりました。 昨年10月から自らホームページを開設し、Galant/Legnum仲間との情報交換 を行い、稚拙な知識を少しでも補う努力を継続して参りました。 そして最近、私のクルマに負圧計を取り付け、空燃比の検証を続けていました ところ、負荷変動時の興味深い負圧変化の挙動を見出しました。 そんな折り、この記事に出会い、私の考察を更に深めることができました。 つまり、2,100rpm以下では平地の定常走行程度の負荷までしかリーンバーンでない のではないか、ということです。(実際にAT4速で60Km/h時にリーンバーン 走行は可能です。但し非常に難しい。但し、ガソリンはレギュラーです。) しかし一方で、2,100rpmを臨界点としてそれ以上では緩加速域をリーンバーン でカバーしているようです。(CG誌の記事にはこのあたりの考察が抜けています) 以上の内容を以下の私のホームページに掲載させていただきました。 http://home3.highway.ne.jp/naao/ さて、これがCGレグナムや私のクルマだけなら良いですが、全ての 97年モデルがそうであったとしたら、問題だと思います。なぜなら、 この特性で10.15モードを測定しても、到底カタログ値は達成できない のでは? と思われるからです。 一応、ディーラー経由で説明を求める文書を提示しましたが、ディーラー からは直接自工のホームページから連絡した方が回答早いかもしれない、 との連絡があり、こちらへ投稿した次第です。 【依頼事項】−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1:上記私のホームページの「GDIエンジンの空燃比変化(予想)」 のページを開き、内容についてチェックください。 内容に貴社に損害を与えるような誤りがあり、訂正が必要でしてら、 ご指摘願います。 ^^ 2:私は自分の実験とCG誌の記事から、私のクルマの燃焼特性を推定 しています。レギュラーガソリンを使用しての実験では、2,100rpm以下 ではごく低負荷の領域でしかリーンバーンになりません。 これはレギュラーガソリンだから、なのでしょうか? (次回はハイオクで実験する予定です) ハイオクではずっと広いリンバーン領域で走行できるのでしょうか? 3:もしハイオクでも変わらないのであれば、低速度域では普通のエンジンと ほとんど変わらない燃費特性となりそうです。 カタログ数値の10.15モード燃費は到底達成できないと思います。 カタログの運輸省審査時は、同じプログラムで測定されたものでしょうか? もし違うものだとしたら、現在のプログラムでの10.15モード燃費は 何Km/Lとなるでしょうか? 4:もし、カタログの審査時のプログラムと違うものが今付いているとし たら、どこが違うのでしょうか? また、変更した理由は何でしょうか? そして、これは一種の誇大広告にはあたらないでしょうか? 三菱として、今後プログラムの修正・換装などの保障の計画はないで しょうか? −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 以上、貴社の説明・対応によって、私の考察の真偽を確認した上で、 納得したいと思います。 GDIをいち早く世に送り出した三菱には感謝しますし、今後もがんばって 欲しいです。 では、お返事をお待ちしています。よろしくお願いします。 敬具 98年10月24日 なーお |
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(三菱)GDIエンジンの空燃比変化(予想) |
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